製造/Iさん

未経験からの挑戦。古い機械からの学びがより良い機械を生み出す

入社以降、 製造部で組み立て一筋のIさん。実は「経営学部出身で、機械に関する知識はゼロ。右も左も分からなかった」といいます。係長として活躍されているIさんに、総武機械に入社した経緯や仕事内容、やりがいなどのお話を伺いました。

タイミングとさまざまな条件が重なって入社

―総武機械に入社した経緯をお聞かせください。

総武機械に入社する前は、飲食業界で働いていました。二度も肺気胸になってしまったことで、新しい仕事に挑戦したい気持ちが高まり、転職活動を開始しました。

同じタイミングで下の子どもが生まれたので、給与体系がしっかりしている、未経験でもチャレンジできる会社を探していたところ総武機械を見つけました。

私は小中高と野球部で汗を流し、大学では経営学を学んでいました。総武機械は工業系の学部出身者が多いので、経営学部は珍しいかもしれません。
総武機械に入社して、あっという間に9年が経ちました。この会社に転職できて、本当に良かったと感じています。

未経験でもしっかり成長できる会社

―総武機械の印象をお聞かせください。

入社当初は、従業員数が少なく「大丈夫かな?」と少し不安に思っていましたが、最近では従業員も協力会社も増えています。規模が大きくなって、総武機械が会社として成長していると感じます。

入社3〜4年は、本当に学ぶことが多く、覚えることに必死でした。出張にもたくさん同行させていただき、ひたすら経験を積んでいました。

5〜6年経ったところで、少しずつ周りが見えるようになってきました。技術を磨けば仕事に生きてくることが分かり、気持ちに余裕が出てきて、仕事の仕方も変わりました。

総武機械は、未経験でも丁寧に仕事を教えてくれて、成長を見守ってくれる懐の深い会社だと思います。

新しい学びや発見がある刺激的な仕事

―どのような仕事を担当されていますか。

入社してから、ずっと組立を担当しています。

過去に納入した機械の修理や改造なども請け負うため、国内外を問わず頻繁に出張があります。それだけ古い機械に触れるチャンスも多いので、学びや新しい発見も多く、自分を成長させてくれる環境です。

お客様と直接コミュニケーションが取れるので、ご要望やお困りごとなどを詳しく伺うこともできます。新しい機械は古い機械がベースになっていることが多いため、新旧たくさんの機械に触れた経験や顧客ニーズの蓄積が、機械のバージョンアップに活かせていると感じます。

目標はマネジメントとスキルアップの両立

―仕事のやりがいと、今後の目標をお聞かせください。

担当している機械を納期に合わせて組み立てていく課程で、機械が少しずつ完成に近づくのを目の当たりにする楽しさや、スケジュール通りやり遂げたときの達成感がやりがいです。

係長になった今は、これまでのやりがいに加えて、自由にやらせてもらえる部分も増えてきました。だからこそ、工程や納期により一層責任感を持って向き合わなければいけないという意識が芽生えました。協力会社の方々にも助けてもらっている部分があるので、自分の仕事をきっちりやって恩返ししていきたいと考えています。

これからの目標は、管理職としての役割をしっかりと果たしつつ、引き続き自身の技術の向上にも取り組んでいくことです。